
残業時間や遅刻など、打刻情報をもとに規定を作成し、指定の時間や回数を超えた際に通知する機能です。
管理者だけでなく、従業員当人や指定した従業員宛にメールで通知することも可能です。
管理者だけでなく、従業員当人や指定した従業員宛にメールで通知することも可能です。
事業所は36協定に沿った勤務管理を行なうよう定められています
一般的に、事業所には『時間外労働(残業)』について36協定に基づいた上限時間が定められています。上限時間を超えて勤務を行なわないよう、事業所は、従業員の勤務状況を適切に管理する必要があります。
労務アラームの機能
管理画面の【労務アラート】をクリックします。
労務アラートの関連機能がサブメニューで表示されるので、該当する機能を選択します。
労務アラートの関連機能がサブメニューで表示されるので、該当する機能を選択します。

警告・違反通知一覧 | 警告や違反が発生した際、内容が一覧に追加されます。 あらかじめ労務アラートを作成しておく必要があります。 |
労務アラート管理 | 登録されている労務アラートの修正や削除、新規作成を行なえます。 作成した労務アラートは、登録順に下へ追加されます。 (現状では並び替えや検索は行なえません) |
外国人留学生労働時間上限管理 | 資格外労働許可を受けた外国人留学生を雇う際の、週の上限勤務時間を管理できます。 ※詳細についてはこちらをご参照ください |
外国人留学生労働時間上限警告・違反通知一覧 CSV | シフトや実績から、期間などを指定して警告の一覧をCSVファイルとして出力できます。 ※詳細についてはこちらをご参照ください |
警告や違反の状況を一覧で確認する
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管理画面の【労務規定アラート】を選択します。
労務アラートの関連機能がサブメニューで表示されるので、【警告・違反通知一覧】を選択します。 -
警告・違反通知一覧の画面が表示されます。
登録した労務アラートの内容で、警告や違反が発生している場合、従業員名と内容が一覧に追加されます。
一覧には『従業員名』『労務アラート名』『警告や違反の内容』『通知日』が確認できます。 -
一覧右端の『詳細』をクリックすると、違反・警告詳細の画面が表示されます。
『該当の労務アラート』欄の【詳しく表示】から、反映されている労務アラートの内容が確認できます。
規定を変更しても、過去の内容などは変更されない
例えば、『上限4時間』で設定していた時間外労働時間の警告を『上限8時間』へ変更したとしても、4時間で通知された警告が一覧から消える、もしくは通知内容が書き換わることはありません。
労務アラートの追加
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管理画面の【労務規定アラート】を選択します。
労務アラートの関連機能がサブメニューで表示されるので、【労務アラート管理】を選択します。 -
画面上部の【新しい労務アラートを作成】から新規作成を行ないます。
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項目 説明 労務アラート名
※必須項目作成する労務アラートの名称を入力します。 観察対象データ 実績データから、該当の労務アラートにおいて確認する内容を指定します。
ひとつの設定ないに複数の観察対象データを指定することはできません。【選択可能な項目】
時間外労働時間(時間外労働に該当する時間を監視)
時間外労働回数(時間外労働が発生した回数を監視)
深夜労働時間(深夜労働に該当する時間を監視)
深夜労働回数(深夜労働が発生した回数を監視)
休憩時間(休憩の時間を監視)
休憩回数(休憩の回数を監視)
遅刻回数(遅刻の回数を監視)
早退回数(早退の回数を監視)
欠勤回数(欠勤の回数を監視)
法定休日出勤回数(法定休日に出勤した回数を監視)
特別条項時間外労働回数(特別条項時間外労働が発生した回数を監視)本人への通知 警告や違反が発生した際、該当の従業員本人へ通知を行なうか設定できます。 通知する従業員 警告や違反が発生した際、該当の従業員以外に通知を行なう必要がある場合は設定します。
※『事業所の管理担当者にも通知を行ないたい』などの場合に指定します上限設定
※必須項目【期間】※必須項目
労務アラートの監視期間を選択します。選択された期間中に、観察対象データが指定値を超えた際に通知を行ないます。
《指定可能な期間》
1日/1週/1ヶ月/3ヶ月/1年【対象従業員ラベル 】※必須項目
該当の労務アラートで監視を行なう対象を指定します。従業員ラベルごとの指定となるため、あらかじめ従業員ラベルの登録が必要です。
従業員ラベルの登録がない場合や、対象が全従業員の場合は『全ての従業員』を選択してください。
※従業員ラベルの設定についてはこちらをご参照ください【上限・警告値設定】
《上限》※必須項目
入力は『数字の直接入力』『キーボードの上下キー』『画面上の上下ボタン』で行えます。
上限の値を超えた場合、『違反』として扱われます。
《警告》
『新しい警告を通知』から、最大3つまで追加可能です。
入力は『数字の直接入力』『キーボードの上下キー』『画面上の上下ボタン』で行えます。
警告の値を超えた場合、『警告』として扱われます。警告の追加
例えば、『遅刻の上限は月に6回だが、1週間のうちに3回(頻繁に)遅刻した場合には警告を行いたい』などと設定したい場合、同じ規定に上限設定を複数登録することで対応させることができます。
ただし、『本人への警告メールの通知有無などを、集計期間によって分ける必要がある』場合は、規定を別途作成してください。
ワンポイントアドバイス
36協定の詳細については以下のサイトをご参照ください。労働基準監督署対策相談室『36協定のチェックポイント』
https://www.roukitaisaku.com/taisaku/checkpoint.html