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打刻の丸めを設定する(シフト管理単位)

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shift-management-1.png

スマレジ・タイムカードは、事業所の基本情報で【シフト管理単位】の設定を行なえます。
【シフト管理単位】とは、従業員の方が打刻を行なった際に、設定している範囲で丸めを行なうための設定です。

『打刻の丸め』とは

打刻した時刻を、設定した単位で切上げ/切捨てする設定です。
企業や事業所ごとに様々な運用方法があり、スマレジ・タイムカードでは幅広い運用に対応するため詳細な設定が可能となっています。

シフト管理単位の設定方法

本文中の画像はクリックすると大きなサイズで表示されます
  1. タイムカード管理画面から事業所一覧を開きます
    shift-management-2.png
    左メニューから『事業所 > 事業所一覧』をクリックします。
  2. 設定を行なう事業所を選択します
    shift-management-3.png
    シフト管理単位の設定を行なう事業所名をクリックします。
  3. 基本情報の設定を編集します
    shift-management-4.png
    画面右上の【設定を編集】をクリックします。
  4. シフト管理単位の設定を行ないます
    shift-management-5.png

    『詳細設定』にチェックを入れます。

    シフト管理単位を設定します。

    詳しい計算方法はこちらをご覧ください

    設定後にページ下部にある【保存】をクリックすると、設定内容が反映されます。

スマレジ・タイムカードにおける時刻丸めの適用

スマレジ・タイムカードのシフト管理単位は、各時刻の00分からスタートし、設定した単位ごとで区切って時刻の前後が行なわれます。
シフト管理単位は『1分/5分/10分/15分/20分/30分/60分』、
計算は『切上げ/切捨て』を選択できます。
それぞれの単位と、打刻時の丸め範囲については以下の表をご確認ください。

シフト管理単位 1時間の分割数 丸めイメージ
1分 1時間を60分割して管理します。 【切上げ】8時01分 → 8時02分
【切捨て】8時01分 → 8時01分
5分 1時間を12分割して管理します。 【切上げ】8時01分 → 8時05分
【切捨て】8時04分 → 8時00分
10分 1時間を6分割して管理します。 【切上げ】8時01分 → 8時10分
【切捨て】8時09分 → 8時00分
15分 1時間を4分割して管理します。 【切上げ】8時01分 → 8時15分
【切捨て】8時14分 → 8時00分
20分 1時間を3分割して管理します。 【切上げ】8時01分 → 8時20分
【切捨て】8時19分 → 8時00分
30分 1時間を2分割して管理します。 【切上げ】8時01分 → 8時30分
【切捨て】8時29分 → 8時00分
60分 1時間を分割なしで管理します。 【切上げ】8時01分 → 9時00分
【切捨て】8時59分 → 8時00分
 

丸め適用のイメージ

実際に打刻した際、どのように丸めが適用されるのかについてのイメージです。
打刻の時間として記録には表示していませんが、打刻時はシステム上『秒』を確認しています
シフト管理単位で両端になる分の【00秒】のみ、丸め範囲には含まれません
丸めが適用された結果は、設定した単位ごとの【XX分00秒】として扱われます

打刻時は『コンマ秒』を確認しています。

表示上は秒までしか表示されていませんが、タイムカード上では秒以下の
『コンマ秒』(〜分00.00秒)まで認識しています。
丸め単位に含められないのは、各シフト管理単位の両端になる分の【00分00.00秒】の場合のみです。
そのため、10時から出勤のシフトだった場合に打刻時間が『10時00分00秒』の場合でも、
内部では『10時0分00.01秒』などとなります。
この場合、業務開始時刻を越えているため【遅刻】となります。
管理画面から直接時刻を入力した場合、入力時刻はすべて「00.00秒」扱いとなります
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実際に打刻を行なった際の丸めイメージ

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『シフト』を入力している際の「遅刻/早退」

勤務予定としてシフトを入力していると、「遅刻/早退」の管理などが可能になります。
スマレジ・タイムカードでは、「遅刻/早退」を実際に出退勤の打刻を行なった時間で判定しています。

例えば、【シフト:10時00分〜19時00時】の状態で「10時01分に打刻」すると、
シフトの10時00分出勤を越えているため、勤怠上は遅刻と判定され、勤怠画面に遅刻表示が追加されます。
シフト管理単位の丸めを「15分:切捨て」などにしている場合、丸めが適用されるため、出勤時間は10時00分となりますが、扱いは遅刻のまま変更ありません。
(管理単位の丸めで10時00分01秒〜10時14分59秒が10時00分00秒扱いとなる)

表示は『10時00分に出勤』ですが、『遅刻』と判定された状態になります。

上記のような状態を防ぐため、切上げ/切捨ての設定は適切に行なうようご注意ください。
10時00分00秒に打刻した場合は、丸めに含められないため遅刻にはなりません

給与計算を切捨て丸めで行なうことは違法です

給与は、本来1分単位で計算して算出する必要があります。
そのため、シフト管理単位の機能によって『業務を行なった期間が丸めによって切捨てられた』という状態にならないよう、運用にご注意ください。
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